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2010年06月 アーカイブ

国立のシンボル・・・国立駅~JR東日本 中央本線

国立に鉄道が通ったのは明治二十二年(一八八九)のこと。といっても初めは駅などなく、民間の甲武鉄道が武蔵野を切り開いて一直線に線路を敷いただけであった。

やがて雑木林ばかりのこの土地に目をつけたのが後に西武グループを作りあげる堤康次郎で、ちょうど同時期に渋沢栄一が開発していた田園調布の向こうを張って、この地に東京商科大学(現一ツ橋大学)を誘致し学園都市を計画した。

国立駅は大正十五年(一九二六)四月一日に堤が資金を提供して完成。放射状道路の収束点に建つ駅舎は印象的な三角屋根で、半円形のファンライトや上部の飾り窓が学園都市らしいアカデミックな雰囲気を出している。

都市計画とはこういうものよ、とばかりに建てられた駅舎である。

駅名の国立は国分寺と立川という両隣から一字ずつ取ったもの。駅正面から伸びる大学通りは、初め府中から京王線を延長する計画があり、その敷地分だけ広い日本ばなれした大通りになっている。

海と油井

最初のメキシコ湾のプラットホームから、オスベルグ基地まで、わずか50年の隔たりがあるだけですが、両者の間には、500年といってもよいくらいのひらきがあります。


それはなにも、規模や技術の問題に比してのことだけではありません。


海上油井の第1号となった、メキシコ湾に浮かぶ小さなプラットホームは、重量1000トン以下、水深14フィート(約4・2メートル)のところにつくられました。


オスベルグ・アルファ基地は、重量60万トン以上、水深340フィートの海にあります。


こうしたことは、10年や、20年前には考えられなかったことなのです。


私がプラットホームに着くのを待っていてくれたのは、安全管理担当でした。


まず手始めに、彼は、過去に「不可能であったこと」が、現在なんの心配もなく可能となっている数々の例を、手際よく説明しながら、私を中へ案内してくれました。


ここオスベルグからノルウェー本土まで、ノルウェー海溝深く通っているパイプライン、巨大なトロル基地から、石油埋蔵タンクへ石油が注入されるシステムなどが、そうした例のうちにはいります。


彼はさらに、これから掘削を待っている油井のことや、プラットホームから、あらゆる方向に分岐している油井のことも話してくれました。


これらはすべて、数年前まではとても考えられなかったことであり、巨額の資金の前には、不可能が可能になるという現実を見せつけられた思いがしました。

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