海と油井 3
こうしたことが2度と起こらぬよう、彼らは、定期的にガスの漏出があるかどうかを点検しています。
彼らの安全基準は、非常に厳格です。
たとえば、作業現場へはいる前に、私は携帯していたカメラ、小さなライトメーターのバッテリーにいたるまで、すべてのバッテリーを外すよういわれました。
安全管理担当のマネージャーが、そういう物の携帯を許さないからです。
また、定期的に行われる火災避難訓練も、緊急時の手順がまちがいなく、習慣となるようにしているそうです。
「こういうことはすべて、予告放送なしで行われます」と係員はつけ加えました。
「スタッフがいつでも地に足をつけて落ち着いていられるように。
ときどき、海にダミーのレスキュー・ボートを放り投げることもあるんです。
それも緊急脱出の1つであるということを、彼らに忘れさせないためにね」。