海の資源

実際には、この予期せぬ大儲けに、ノルウェーが努力する必要はありませんでした。


準備段階での法的な作業の大半を占める、ここの石油が誰のものになるのか、ということを見極める難しい仕事は、アメリカ合衆国によって処理されたのです。


70年前、アメリカは、海上で石油を掘削する技術を持っていた唯一の国でした。


1941年までに、メキシコ湾海上に数基の油井が掘削され、そのうちの1つは、岸から約2マイルの地点にありました。


それは、アメリカの領海域よりも、わずか1マイル短い距離で、つまり当時の(アメリカの)海の管轄域は、3マイル(約4・8キロ)だったのです。


当然のことながら、人々はもしこの境界を越えて掘穿を行いたい時は、どうすればよいのだろうということ
に思案をめぐらせました。


誰にその許可申請をすればよいのか?


そして、いったいその石油は、誰のものになるのか?

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