キャリアウーマンの世代論
世代とは、語源的には「おおむね30年を区切りとする」人間のとらえかたです。
しかし、変化が激しく、時の流れが早いような時代には、「10年区切り」くらいのほうが実感に合致することが多いですね。
「昭和ひとけた世代」といった呼びかたは、その代表的な例でしょう。
そのほか、新しい傾向を特徴づけるときなど、世に登場した順に、第一世代、第二世代といった呼びかたをすることがあります。
たとえば「岡本綾子の登場は、女子プロゴルファーの第二世代の始まり」といわれるような例があります。
ここでいう「キャリアウーマンの世代論」も、そうした視点からの分類です。
第一世代は「男まさり」型
キャリアウーマンの第一世代の特徴は、ひと口でいえば「男まさり」といわれるような能力と根性の持ち主が多いことです。
たとえば月刊『旅』の編集長として知られた戸塚文子さんや、高島屋の石原一子常務取締役などでしょうか。
若き日の戸塚さんには、交通公社が募集要項に「男子のみ」と書き添えるのを忘れたことに乗じて入社試験を突破したというエピソードがあります。
そうした体質の職場で、編集長にまで昇進するには、「男なみ」以上、「男まさり」の奮闘が必要だったに違いありません。
後に、旅のエッセイ・旅行ガイドなどのフリーライターとして、広くマスコミで活躍されました。
また石原さんは、当時、キャリアウーマンの出世頭として有名な存在であり、「男まさりの働きぶり」を実践するだけでなく、後輩に当たる女性たちにも説き、各方面から注目されていたものです。
派遣 千葉で働くキャリアウーマンのお手本ともいえる2人ですね。