"政治"の領域とは 8

西ヨーロッパ諸国は、しだいに分権化しつつあり、すでにいくつかの地域が分離を要求するまでに至っています。


バルカン人は、至福千年の郷土の闘いを再開することをもっぱらを望んでいます。


中国人は、たとえ《中華》であろうとも、自分が帝国にいると思うのがきわめて困難となっています。


カナダ人は分裂増殖におびやかされており、アフリカ諸国はヨーロッパの何人かの外交官が自分の定規とコンパスを使って大陸を切り分けた時代よりも前に戻りたいと望んでいます。


政治なき資本主義ははたして《歴史》の終焉の始まりを告げることになるのでしょうか。


コミュニケーションが「大量に」なることによって初めて、《歴史》の終焉が物笑いの種とならずにまじめに語られるようになりました。


たしかに別の時代にも、ノストラダムスが世界の終焉を告げることによって注意を喚起したことがあります。


今後何年かにわたって生き延びることを余儀なくされている「狼狽する資本主義」は、今日いったい何を約束するのでしょうか。


それはいかなる進歩を、いかなる対立のもとで、約束するのでしょうか。


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